シェア、します。



「朝ですよ? そのこと分かってます?」


「何で突然敬語」

「だってーー」


恥ずかしいじゃん。


視線を外して壁の方を見る。



──零央とちゃんと付き合い始めて気付いたこと。






それは、キスしないと気が済まないこと。


「してくんないの?」


私の顎をクイッと持つと、視線を無理矢理にでも戻す。


その行動にキュンとしている私もいるんだけど、、


「顔、真っ赤だよ」


それ以上に、とてつもなく恥ずかしい私がいる。



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