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「俺、はなりんのこと好きみたいだ」


「.....え」


心臓が、ドキンと跳ね上がった。

信じられなかった。


れおちんも、私と同じ気持ちだったってこと.....?


「正直俺ら出会ったばっかだし、知らないことだらけだし、お互い夢や目標や壁だってある」


.....そうだね。


私は料理人になる夢を持ってる。


「だけど初めて会った見知らぬ人にあんなプライベートな話、俺はしたことなかった」


うん、正直あんな話できないよね。


私だったらできない。



「自然と、なぜかはなりんには話せた。きっとどこか安心する気持ちがあったんだと思う」



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