それは許される恋…ですか
翌日から仕事へ行くことになったのは分かっていたけど、俺は自分の欲求を抑えきれなかった。
その晩はどうしても明香に気持ちを届けたかった。
初めてエッチするんだと言う彼女に、自分も本気は初めてだ…と言いたいのを堪えて抱いた。
真っ赤になって震える彼女のことが愛おしくて、これから先も絶対に誰にも触れさせない…と決めた。
店長が男だと知ったのは初日の仕事が終わった後、勤務先から帰宅してからだった。
「すっごく嫌味な人なのよ!」
頭にくるんだ…と何度も怒りつつ教えられた。
「ど素人!」だの「桃山っ!」だのと、怒鳴られるのが一番頭にきてるみたいだった。
どんな奴か気になって次の日の朝こっそりと様子を見に行った。
開店した店内に背の高いイケメン風な男がいて目を疑ってしまった。
(あれが店長か!?)
ジャ◯ーズのアイドルか俳優の見間違いじゃないのか?と見届けて帰る道すがら、明香が奴に惚れたらどうするんだ…と焦った。
幸いにも明香は惚れるどころか憎っくき相手が見つかったかのように彼を目の敵にしていた。
毎朝会うのは憂鬱だと言いながらも、とにかく店に通い続けた。
「辞めてもいい」と言うのは簡単だった。
明香が「辞めたい!」と言えば、辞めさせてやろうと思っていた。
それでも明香はその言葉を口にすることもなく、ずっと頑張り抜いた。
その晩はどうしても明香に気持ちを届けたかった。
初めてエッチするんだと言う彼女に、自分も本気は初めてだ…と言いたいのを堪えて抱いた。
真っ赤になって震える彼女のことが愛おしくて、これから先も絶対に誰にも触れさせない…と決めた。
店長が男だと知ったのは初日の仕事が終わった後、勤務先から帰宅してからだった。
「すっごく嫌味な人なのよ!」
頭にくるんだ…と何度も怒りつつ教えられた。
「ど素人!」だの「桃山っ!」だのと、怒鳴られるのが一番頭にきてるみたいだった。
どんな奴か気になって次の日の朝こっそりと様子を見に行った。
開店した店内に背の高いイケメン風な男がいて目を疑ってしまった。
(あれが店長か!?)
ジャ◯ーズのアイドルか俳優の見間違いじゃないのか?と見届けて帰る道すがら、明香が奴に惚れたらどうするんだ…と焦った。
幸いにも明香は惚れるどころか憎っくき相手が見つかったかのように彼を目の敵にしていた。
毎朝会うのは憂鬱だと言いながらも、とにかく店に通い続けた。
「辞めてもいい」と言うのは簡単だった。
明香が「辞めたい!」と言えば、辞めさせてやろうと思っていた。
それでも明香はその言葉を口にすることもなく、ずっと頑張り抜いた。