嘘つき少女に愛を
第一章
「ん?...朝?」
カーテンの隙間から差し込む太陽の光で目を覚ます
「今何時...っ!?」
私は時計を見て愕然とした
電波時計が表示してるのは『8:10』
家から学校までバスで20分かかる
SHRは8:30だから絶対に間に合わない
顔洗ってご飯食べて歯磨きして着替えてメイクもするようだもん
間に合うわけがない
もういいや
どうせ遅刻だからゆっくり行こ