嘘つき少女に愛を
「それじゃあ、そろそろ夕餉だから広間に行こうか」
もう夕飯なの?
あんまりお腹空いてないんだよね
「羽音ちゃん?
どうかした?」
「え?なんでもないよ」
そう言っても総司は疑いの目を向けてくる
変なところ勘繰らなくていいんだけどな...
「夕餉?なんでしょ
皆待ってるんじゃないの?
行った方がよくない?」
いつまでもここで話してるより移動した方がいいと思うんだよな
「あ、うん
ちなみに羽音ちゃんの紹介があると思うよ」