GUILTY of JUSTICE TARGET NO-01
私は、仕方なく学校が終わるともう一度レポートを書くために図書館へ行った。

図書館はシンっとした雰囲気で、
かすかに紙の匂いがする。

まるで今日の昼とは大違いだ。

私は歴史のコーナーの方へ足を運んだ。

イギリスの歴史本が見たい・・・。

私は本棚一段を指で追いながらこまなく見ていった。

・・・・・ないし。

この、役立たず図書館。

誰かたまには私の味方してくれたっていいじゃない。

私が半分イラつき気味でいると、誰かに声をかけられた。

「あんたの探してる本ってさ、これ?」

そこにいたのは、なんと炎道!

「炎道?だよね。偶然だね・・これ探してた。ありがと。」

私は分厚い本を受け取った。

「炎っ・・。」

彼は小さく呟いた。
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