放課後、ずっと君のそばで。
アクシデント
日曜日の朝、部活に行く前に立花くんにラインをした。
今まで部活を休んでごめんね。私なりに頭のなか整理したので、これから敗者復活に向けて再び頑張りますって。
すぐに既読はついたけれど、立花くんから返事が来ることはなかった。
今さら連絡してきた私を、立花くんはどう思っているだろう。
勝手に部活を休んでいたから、いい気はしていないと思うけど。
それでも、突然部活に現れるより、連絡をしていたほうがいいかなと思って、スマホ片手に中々進まない指で文字を打ったんだ。
敗者復活までは時間がない。
休んでいた分、今までの何倍も努力しなきゃ。
よしっ!
行こう!
私は、身支度を終え、鏡の前で両頬を叩いて気合いを入れた。