にぶんのいち〜友達だと思ってた彼〜

すれ違い

それから私は毎日彼と連絡を取るようになった

春人がいるのに…


「おはよ〜麻衣。」

「おはよ〜春人。」

またいつも通りの登校。
なにも変わってないはずなのになにかが違う。

「なんか最近、麻衣元気ないぞ?」
「大丈夫か?」

春人の顔が近くにある。

近くにあるのに私はドキドキしなかった。

前はあんなにドキドキしてたのに。

「なんでもないよ」

私はそう答えて歩き始める

私は春人に嘘をついた…
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