にぶんのいち〜友達だと思ってた彼〜
それから1週間後…

明日は春人とのデートだ。
前から観たかった映画を観に行く。
私はこの日を楽しみにしていた

プルルルル…プルルルル…
突然電話が鳴る。

「もしもし麻衣?」

「あっ、春人どうしたの?」

「明日行けなくなった、ごめん。」
「部活入っちゃって。」

「わかった」

「ごめんな?じゃあまた。」

楽しみだったのに…

「隼人くんなら一緒に行けたかな?」

不意にそんなことが浮かぶ。
だめだ、そんなこと考えちゃ!
私には春人がいるんだから。

そんなことを考えて私はベッドに入った

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