にぶんのいち〜友達だと思ってた彼〜
告白。
「今日も送るよ」

「ありがとう」

まだ微妙な空気が流れてる

「あのさ」

隼人くんが話しだす。

「今から告白するから振ってくれないかな」

どうしよう…私は戸惑う。

「麻衣。俺と付き合ってください」

どっちを選べばいいんだろう。

「ほら早く断って。彼氏がいるでしょ?」

私には春人を振る勇気はなかった。

「ごめんなさい。」

言ってしまった。

「ありがとな。」

そう言って彼は歩きだす。

そうして私たちは家に着いた。

「じゃあまたな。」

そう言って彼は歩きだす。

私はその時の隼人くんの笑顔が
一日中頭から離れなかった。
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