にぶんのいち〜友達だと思ってた彼〜
「どーした?ぼーっとして。
もしかして制服着てる俺を見て
かっこいいと思った?」

彼はいじわるそうな顔をして私を見つめる

私は恥ずかしさを隠せず下を向く。

「まぁいいや、座って話そ?」

昔から彼はそうだった。
ドキドキさせて、すぐいつも通りに戻る。
だから好きと思ったこともなかったけれど
今は少し違う

どうしよう。このままだと好きになる…
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