部活の先輩～私の恋～Ⅱ

涙を流しながら私は、あきらめて隼人先輩に自分から近づいていった。　

自分で考えてなくても言葉が出てきた。

『隼人に私の何がわかるの！！人が、焦って君が心配になって見に来たら女性と二人でおでーと？あっそ！勝手にしろよ！』私は、とにかく叫んだ。

そうすると隼人先輩が、驚いた顔で近づいてきた。

私は、一歩一歩後ずさりをするも逃げることはしなかった。

『お前何で逃げるんだよ……。』
ぐちゃぐちゃな顔の隼人先輩。

まああんなことされては私だってぐちゃぐちゃな気持ちだ。