不純な先生だけど好きなんです








「さ、避けたり⋯に、逃げたりしちゃったのは⋯⋯!






先生をベッドに寝かせてあげようと思った時に、急に起きて私の上に乗っかってきたので




ちょっとドキってしちゃったからなんです!!」








言うつもり無かったんだけど









「はい⋯⋯?」









い、言っちゃった⋯



しかもドキッとしたとか意味わからないことまで口が滑っちゃった







顔が熱くなってるのがわかる



きっと今鏡見たら真っ赤だろう⋯。





先生もなにがなんだかわからない様子だ。








「まって、どういうこと⋯⋯」





これ以上話してたら私の身が持たないし、


こんな顔見られて誤解とかされたくないから⋯⋯。





「別に好きとかじゃないですから⋯!!

し、失礼します⋯///」








ってまた意味わかんないこと口走って、力が緩んだ先生の


寄りかかってた手の下をくぐって再び逃げてきてしまった⋯⋯。









最後のは余計だったかも⋯。






あれじゃあ、逆に意識してるみたいになっちゃったかな⋯⋯!!














もう⋯⋯全部忘れてください!!!







って叫びたい────








なんでこんなに色々考えちゃうの⋯⋯









こんなの今まで誰にもなかった気持ちなのに



どうしてあの人だけ────────


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