不純な先生だけど好きなんです
「無理ですね。」
と、私の解いた課題の用紙を見ながら、さらっと言った。
「ですよね⋯⋯
分かってましたけど」
「あたりまえですよ。」
私は少し考えて⋯⋯
自分の心を整理してから先生に話した
「⋯⋯⋯
かなり今の傷つきました⋯
やっぱり私は先生のこと好きだったんでしょうか!?」
少し涙目で先生の顔に近づいていく。
「知らないよ、俺に聞かれたって。
ていうか、振られて傷つかない人なんていないんじゃない?」
「え、先生もフラれたことあるんですか!?」
「ないけど⋯⋯。
そもそもこういう事したことなんてないし」
「そうなんですか。
あ、でもよく考えてみたら私もこれが初めてだ」
「そうなの?もったいないね。
それはいいとして、このままじゃ今日の分の課題終わらないですよ?」
「あ!忘れてた!」