ずっと君が好き
入学式が終わり教室に戻る。
私の好きな人、柊真は隣の席。
私は、浮かれていた。柊くんが、チャラ男だと知らずに。
<side 真>
眠いな。サボろっ。今日は、誰と遊ぼうかな。モモナちゃんかな。
保健室
「マーコート!来たよ。嬉れしいな、真に選んでもらえるなんて。シよ。」
「そうだな。ヤろうか。」
放課後
授業終わったし、帰るか。
「あの、柊くん。」
クラスの女子。たしか、隣の席だったような。また、告白かよ。
「柊くん、この前はありがとう。助けてくれて、駅前で。あと、腕ケガしてるから絆創膏、はるね。ケガしないように気をつけてね。バイバイ。」
なんだアイツは。俺に告白しないやつなんて初めてだ。なぜ、俺はドキドキしている。俺は、アイツのことを可愛いなんて思ったんだ。他の女は、そう感じないのに。
もしかして、俺は、アイツのこと…。