小悪魔執事と恋ゲーム




「ごめんなさい……神代さん。 
 わたしやっぱり八乙女と帰ります!」




普段は意地悪でムカつくけど、時にはズルいほど甘々な八乙女。



この先も……ずっと。



ハマった愛の底から抜け出せないよ。



悲しげに笑うと神代さんは、また食事したいと言ってくれた。



気持ちは嬉しい、けれど……



振っといて彼の優しさに甘えてばかりいるのは、なんだか申し訳なくて。



罪悪感を感じてしまう。



だから、今度は友人として会うことにした。




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