小悪魔執事と恋ゲーム
♥一緒に寝る?
。
・
:
+
°
ーー季節は夏真っ只中の7月。
携帯の着信音に気づいて、ゆっくりと瞼を開かせる。
「ふぁ~……。」
ただでさえ、夏の朝はジットリした蒸し暑さだというのに。
蝉の鳴き声が、またよりいっそう暑苦しく感じさせるのだった。
まるで溶けたアイスみたいに身体がぐったりとして、起き上がるだけでも気だるく感じる。
出来れば、あんまり動きたくないのが願いだ。
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ーー季節は夏真っ只中の7月。
携帯の着信音に気づいて、ゆっくりと瞼を開かせる。
「ふぁ~……。」
ただでさえ、夏の朝はジットリした蒸し暑さだというのに。
蝉の鳴き声が、またよりいっそう暑苦しく感じさせるのだった。
まるで溶けたアイスみたいに身体がぐったりとして、起き上がるだけでも気だるく感じる。
出来れば、あんまり動きたくないのが願いだ。