小悪魔執事と恋ゲーム




「…………」


「……無防備」




すっかり安心しきった顔しちゃって。



可愛いすぎなのよ!!



正直あんまり認めたくはないけど……



八乙女の寝顔は女の子よりも遥かに可愛いレベルだった。



クーラーの風で風邪を引かないように毛布をかけようと、八乙女にのそばに近づく。



──ギュッ




「んー、ふふ」


「ちょ!?八乙女……っ、」




毛布をかけるつもりが、なぜか八乙女の腕の中にいるわたし。



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