小悪魔執事と恋ゲーム





レジで会計を済ませる神代さん。



その隣で、わたしは窓の外に目を向けていた。



行き交う人々をただ、ぼんやり眺めていると──



見覚えのある横顔が目に止まり
わたしは目を細めた。




「……八乙女?」




その隣には、女の人……?



信じられない光景に、どんどん頭は混乱していく。




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