小悪魔執事と恋ゲーム
「穏花さんにとって、こんなこと言うのは酷かもしれないけど……。 自然消滅して良かったと思うわよ、私的には」
いやいや、望ちゃん!
気持ち全然っ消えてないからね!?
まだ数日だよっ!?
必死に否定の目を訴える。
すると、望ちゃんは深いため息をついた。
「でも会ったら会ったで余計に辛くなって、
自分を苦しめるだけよね?」
「それは……。 」
痛いほど正論な言葉が突き刺さって。
スカートを力いっぱい握りしめる。
「そう…なんだよね……。」