君ヲ想ウ~セピア色の恋~
★宗side★



花の家に向かう最中、花からのLINE。


近くのコンビニで待ってる?はぁ?



今、何時だと思ってんの?



一人で、こんな、夜遅くなんか合ったらどうするんだよ。


俺は急いだ。


花の近くのコンビニは俺の家から、20分。



俺はチャリを勢いよく、飛ばした。



近くのコンビニに来た時、5人組の男たちがたむろっていた。



い、や。



や、だ。



やめて‥‥‥。


この声は紛れもなく花だった。


『おい!!』



堪らずでかい声を出すと、野郎達が振り向く。



一人の男が、花を後ろから抱きしめ花の服が少し乱れていた。


花の瞳から、溢れ出す涙を見た瞬間。



俺は奴らに、殴りかかっていた。


『ふざけんなし!!』


俺は奴らに掴みかかり、花を背中に隠した。





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