君ヲ想ウ~セピア色の恋~
なんでそんな可愛いこと、言うかな~。



思わず、ぎゅっ、と抱き締めた。



そして、キスを落とす。


額に、目に、頬に唇に、首に。



「んっ、やぁ」


押し返す花。



『ごめん。


なんか、可愛くてつい』



あぶねー。危うく、朝から襲うとこだったわ。



花、赤面してるし。


「もう、起きようよ。」


逃げようとしてる花をベットに引き戻すとニヤリ、と笑う。


『まだ、いいぢゃん。もうちょっと』



もうちょっと‥‥‥


もう少し、こうしていたいんだ。



君と‥‥‥‥‥ーーーーー
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