君ヲ想ウ~セピア色の恋~
「花ちゃん!!おはよ。」


なんだこいつ、俺の存在は無視かよ。


「大河くん。。おはよ」


花、こいつなんかに笑いかけなくていい。


『俺達、急いでるから』


ーーーーーーガシッ。



素早い動きで花と繋いでない方の手を握った。


「まあまあ同じクラスぢゃん。仲良くしてよ」


誰がおめぇなんかと仲良く出来るか。


ハイエナの様な目をして花を狙ってるやつと。


睨み返すと、パッ、と手を離す。



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