君ヲ想ウ~セピア色の恋~
「ちょっとちょっと、花!!

あの人話し方変ぢゃない…?

まるでサムライみたい」


『結衣~、私これからどうなるかな?』


気づいたら呼び捨てで話すほど仲が良くなり初日1日目を終え、帰る道のり。

とりあえず、夢の中の少年が彼に似ていることと女の子は私に、似ていることを話した。

「花…と宗司。どっかで聞いたことあるんだよな。待って、それって花姫様のこと…?」


花姫様…………?


『何それ』

校門で立ち止まる結衣に腕を引かれ裏庭に連れて来られる。



裏庭に、大きな石が。


『結衣…これ何?』


結衣は、真剣な面もちで言った。


「花姫様のお墓よ」と………………ー
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