君ヲ想ウ~セピア色の恋~
花姫様は、どんな気持ちだったのだろう。

哀しい…?


苦しい…?


きっと理解し難いことだろう。


私は、姫様の墓を見つめそして呟く。


“また、来ますね”と。

その姿を見ている黒い影。



私達はそれに、気づかなかった。



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