君ヲ想ウ~セピア色の恋~
少女は、またもや赤くなりけれどはにかむ。


『もう…宗司はんにはかなわんわ。

宗司はん、好きやよ』


そして……………ー

キスをする。



ピッピ。ピッピ。ピッピ。ピッピ。



そして、現実に引き戻される。


目覚ましの音で目を覚ました。


『はぁ、また、あの夢か…』


赤くなる顔を隠す。


夢に出てきた少女の様に、綺麗な黒髪をしている。


『夢に出てきた男の子…誰なんだろう』



はぁ、とため息を吐いた。
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