君ヲ想ウ~セピア色の恋~
*この気持ちは何?*
『あのさ、いい加減にしてくんない?
花ちゃん、怖がってんのがわかんないの?
こいつが、これ以上不機嫌になると困るわけ。
消えてくんない……?』
低いだけど優しげな言葉の中に、冷たい口調。
ニヤリ、と大河が笑ったのが見えた。
「はいはい、分かりましたよ~。
またね、花ちゃん」
またね…………?
降参しました、と言わんばかりに両手をあげた大河。
またね、と言う言葉に憎しみが見え隠れしてる気がして、不思議とハラハラした。
花ちゃん、怖がってんのがわかんないの?
こいつが、これ以上不機嫌になると困るわけ。
消えてくんない……?』
低いだけど優しげな言葉の中に、冷たい口調。
ニヤリ、と大河が笑ったのが見えた。
「はいはい、分かりましたよ~。
またね、花ちゃん」
またね…………?
降参しました、と言わんばかりに両手をあげた大河。
またね、と言う言葉に憎しみが見え隠れしてる気がして、不思議とハラハラした。