先生〜ずっと貴方だけ〜
「う、うわぁ先生ソックリだぁ…」
私はひきつる口を必死に抑えてニコッと笑う
「似てへんわ。誰やねんこれお前にそっくりやんけ」
「は?似てないです!!私は二重だし!全然違う!」
私は少しムキになって言い返えす
ムカつくムカつく!!
「なんやねん。お前、時計見てる時
半目でこんな感じやん」
フッと笑う西山が私の書いたノートに手を伸ばしてシャーペンで2本線に小さく半丸を書いてその中に点々を2個付け足した
そして消しゴムを奪って髭を消して
髪の毛をロングにして…
ところどころ寝癖のように書く西山。
「ほれ。お前やソックリ」
そう言うとノートを私に返して大笑いした
「ちょっと、愛菜みして」
後ろから小春がのぞいて付け足した絵を見る
「ちょっ…先生、絵うますぎ!」
「せやろ?」
自信満々に胸を張って小春に言う西山
くそーー!!!!