先生〜ずっと貴方だけ〜
雪だるまと私
10月、11月もあっという間に過ぎて
12月。
今年もこの月でもう終わり
マフラーを巻いて登校している時、電話が鳴った
矢野先生
携帯に表示される名前を見てため息が出る
「…もしもし」
『あ!もしもし?』
少しテンションの高めな矢野先生
「なに?」
少し冷たい態度をとる私だけど、別れてからはずっとこんな感じ。
体育の授業の時も矢野先生のことを無視していた
『あの、今日あえない?』
は?
「あのさ私達、別れてるんだけど」
『んなのわかってるよ、無理かな?』
「無理です」
私は矢野先生の返事を聞かないまま電話を切る