先生〜ずっと貴方だけ〜



次の日から私は先生を避けた



会いたいと言われても会わないと答え続けた





そして今に至る…





久しぶりに先生からのお誘い





私は久しぶりに先生のお誘いをオッケーした






そしてその夜




前とは違う車用の香水





「先生、香水かえたんだね」


不意にそう聞いた私は後から後悔した




「あ〜、それ美香が良いって言ったから…」



先生は目を丸くして私を見た




あっバレた



って感じの顔で



私はもうダメだって思った





「知ってた。先生が私以外に女性がいること」






私は先生の目を見て話した




別れよう




そう言って私は車から出た




後々から思えば先生は私が本命ではなくて



私が浮気相手だったのかもしれない




涙も出なかった




悔しくなんかもなかった




最低な人と引きずった関係をしてしまってた




それだけだったんだ
< 4 / 78 >

この作品をシェア

pagetop