先生〜ずっと貴方だけ〜



掃除も終わって放課後


私はみんなのノートを集めて職員室に向かう



「おっも…」




私たちの校舎は3階



そこから階段を何段も何段もおりて反対校舎に職員室がある




「しつれーしまーーす。」


足で扉をあけた途端…



ゴツン


誰かにげんこつされて前を見る



「いった!!」




「足で扉を開けない」




目の前には国語の先生が立っていた



「はいはい、あっ、これ。ノート」



先生にノートを預けて職員室を出た



下駄箱に向かって靴を履きかえる。
っていうか…国語の先生ってなんて名前なんだろ?



先生としか呼ばないから覚えてない。





でもまぁ、今日まともに初めて喋ったし仕方ないよね。


うん、そういうことにしておこ!
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