君の笑顔を守る為なら私は。
*バイバイ、大好きだったよ
──翌日
「おはよ!風海!」
「おはよ!」
今日の昼休み。
今日の昼休みに鳴海と別れる
付き合ってるつもり無かった、なんて言われちゃったらどうしよーね。
「風海…私は風海の味方だからね!なんでも受け止めるから!」
両手を広げて、どんとこーいなんておちゃらける菜々が面白くて、くすりと笑う
「うん、ありがと」
今日の授業は今までで一番短かったんじゃないか、なんてそんな訳は無いんだけど
─キーンコーン
授業が終わった合図の鐘
それと同時に私は椅子から立ち上がる
「風海!ふぁいと!」
菜々がガッツポーズをしながら言う
「うん!」