君の笑顔を守る為なら私は。
この私の言葉のホントの意味を鳴海は理解してくれるかな
新しい恋、なんて私は到底出来そうにないよ
だけど…鳴海に罪悪感なく次に進んでもらいたい
そうじゃなきゃ私が別れる意味がない
「……」
さっきから私の目を見たままなにも喋らない
もうこれをいい事にこのまま別れちゃおうかな
「じゃ、今までありがとうね!!」
そういってドアへと手をかける
そして、私は振り返って言ったんだ。
────「大好きだったよ」