君の笑顔を守る為なら私は。


はぁ、なんで来るのかなぁ

せっかく1人で忘れようとしてたのに

君が来ちゃったら泣かないで別れたのも台無しじゃんか




「っ…風海!」





鳴海が私の名前を呼んだ



そして私の元へ走りより





私を抱きしめた



そんな事されたら引っ込んでた涙が戻ってきちゃうよ…



「ヒックッ初め、て…ウッ」



「ん?初めて?」



優しく私を抱きしめたまま、君は優しく聞き返す


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