rabbit vanira
次の日になり、愛菜に昨日の出来事を話し
た。
「ごめん!あたしが一緒に帰っておけば…」
「大丈夫だよ…優さんが来て助けてもらった
から。」
「そう…」
「ねぇ。愛菜。」
「なぁに?」
「私、宇佐木さんのこと何も知らないの…そ
れに宇佐木さんは私のことを自分の心に入
れないように心を固く閉ざしてる。私、ど
うすればいいのかなぁ…」
涙が出そうになる。
すると愛菜が言う。
「あーっ!もう!羽咲!もっと聞けばいいじ
ゃん!入れてくれないじゃなくて、入らな
いだけなんじゃない?それって、羽咲が怖
いだけなんじゃない?」
「…」
そうかもしれない。
私は本当の宇佐木さんを知るのが怖いのか
もしれない。
宇佐木さんが閉ざしてるんじゃなくて、
私が入らないだけ…
「あ…ごめん。言いすぎた…大丈夫?」
「…ありがと。愛菜。」
「え?」
私は走り出した。
「ちょっと!羽咲!まだ授業あるよ!」
「いーんじゃない?」
後ろから声がする。
振り返るとそこに
「…レオン!良くないでしょっ!」
「大切な友達なんだったら、行かせてあげ
な。今はアイツにとって大事な時期なんじ
ゃない?」
「しょーがないなぁ…じゃあ、あたしがやる
事は…先生!」
「何だ?下風。」
「甘味 羽咲!お腹が痛くって保健室です!」
「あー。そうか。」
「あたし、ファインプレー☆」
「…愛菜。やっぱ最高。」
「!」
私が行ってから3分後。
ここにも恋が芽吹き始めていた。
た。
「ごめん!あたしが一緒に帰っておけば…」
「大丈夫だよ…優さんが来て助けてもらった
から。」
「そう…」
「ねぇ。愛菜。」
「なぁに?」
「私、宇佐木さんのこと何も知らないの…そ
れに宇佐木さんは私のことを自分の心に入
れないように心を固く閉ざしてる。私、ど
うすればいいのかなぁ…」
涙が出そうになる。
すると愛菜が言う。
「あーっ!もう!羽咲!もっと聞けばいいじ
ゃん!入れてくれないじゃなくて、入らな
いだけなんじゃない?それって、羽咲が怖
いだけなんじゃない?」
「…」
そうかもしれない。
私は本当の宇佐木さんを知るのが怖いのか
もしれない。
宇佐木さんが閉ざしてるんじゃなくて、
私が入らないだけ…
「あ…ごめん。言いすぎた…大丈夫?」
「…ありがと。愛菜。」
「え?」
私は走り出した。
「ちょっと!羽咲!まだ授業あるよ!」
「いーんじゃない?」
後ろから声がする。
振り返るとそこに
「…レオン!良くないでしょっ!」
「大切な友達なんだったら、行かせてあげ
な。今はアイツにとって大事な時期なんじ
ゃない?」
「しょーがないなぁ…じゃあ、あたしがやる
事は…先生!」
「何だ?下風。」
「甘味 羽咲!お腹が痛くって保健室です!」
「あー。そうか。」
「あたし、ファインプレー☆」
「…愛菜。やっぱ最高。」
「!」
私が行ってから3分後。
ここにも恋が芽吹き始めていた。