rabbit vanira
「な?可愛がってやるから。」


「やめ、て…触らないで!」


その男の手をひっかいてしまう。


「っ!痛てっ!なにすんだよ!このアマ!」


別の男がいう。


「おい、須藤さん。暇だし、宇佐木が来るま


で、コイツで遊びましょーよ。」


「いいな。それ…」


「…好きにしろ。」


「い、や…」


カタカタと震えが止まらない。


目をつむり、言う。


「宇佐木さん…っ。助けて!」
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