rabbit vanira
ようやく結ばれた私達。
でも、このあと事件がいくつもの事件が起
こる事を、
私たちは知る由もなかった…
「あの…」
「んー?」
「気になったんですけど…」
「?」
「さっき、助けていただいたじゃないです
か…?」
「あー。」
「その時、相手方に一切触れずに、逃げて行
ったので…なにをしたのかなーっ、と」
「これかな?」
そう言って、宇佐木さんは前髪を上げる。
すると見えたのは、よく分からない形を模
した、刺青。
「刺、青…」
「アハハ。驚いた?」
こんなにも、爽やかな人にいかつい物が…
かなり衝撃を受けている。
「俺ね、高校の時ちょっとやんちゃでね。ま
ぁ、だから授業抜け出したりしたんだけど
ね。」
「そ、その。やんちゃ、とは…」
「んーと、具体的にはひとりで族を潰したり
とか、かな。」
私、絶句。
全然、そんな風に見えない!
「全然そんなふうに見えない?」
「は、い…」
「そうかなぁ…でも俺、昔は銀髪だったよー」
再び、絶句。
面影がない…
「アハハー!その反応、いいねぇ。」
「すごい…」
「アハハ!」
衝撃を隠せない私だった。
でも、このあと事件がいくつもの事件が起
こる事を、
私たちは知る由もなかった…
「あの…」
「んー?」
「気になったんですけど…」
「?」
「さっき、助けていただいたじゃないです
か…?」
「あー。」
「その時、相手方に一切触れずに、逃げて行
ったので…なにをしたのかなーっ、と」
「これかな?」
そう言って、宇佐木さんは前髪を上げる。
すると見えたのは、よく分からない形を模
した、刺青。
「刺、青…」
「アハハ。驚いた?」
こんなにも、爽やかな人にいかつい物が…
かなり衝撃を受けている。
「俺ね、高校の時ちょっとやんちゃでね。ま
ぁ、だから授業抜け出したりしたんだけど
ね。」
「そ、その。やんちゃ、とは…」
「んーと、具体的にはひとりで族を潰したり
とか、かな。」
私、絶句。
全然、そんな風に見えない!
「全然そんなふうに見えない?」
「は、い…」
「そうかなぁ…でも俺、昔は銀髪だったよー」
再び、絶句。
面影がない…
「アハハー!その反応、いいねぇ。」
「すごい…」
「アハハ!」
衝撃を隠せない私だった。