闇夜さんと成瀬君のほのぼの神社。
闇夜さんと成瀬君の悩み事。
闇夜さんの悩み。
「我は・・・この森のつくも神じゃ。我の家はここだけで十分なのじゃ」
「——・・・」
無理して笑う闇夜さんの顔に成瀬君は絶句した。
と、いうか、声が出なくなった。
「ん、そう・・・じゃあな。闇夜」
「お休み、少年・・・」
闇夜は、成瀬君の姿が無くなってから小さくつぶやいた。
「真琴」
くるっと周り、神社へ戻ってく姿は人は見た。
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【闇夜、神社にて】
「化け狐、来るのじゃ」
「なんですか、つくも神」
「・・・もう一回、真琴に会いたいんじゃ」
「よろしいのでしょうか」
「・・・・・・我がそういうんだ。間違っては・・・ない」
「御意」