君の隣で


「相澤の代わりはいない。



相澤の代わりは相澤にしかできない。」



市本さんは優しくこちらを見た。



「俺は、頑張ってる相澤をちゃんと見てるよ。」



泣きそうだった。



「…ほら着いたよ。」



着いた場所はプラネタリウムだった。



「矢島からチケット貰ったんだ。」



「え?」



矢島さんが?

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