君の隣で


上野くんが私に言う。



「分かった、やっておく。



何部くらいあればいいかな?」



今回は水井ホームの担当者がこちらに来てくれることになっている。



「十くらいあればいいと思います。」



「分かった、準備しておくね。」



「これから別件で出なきゃいけないので、すみませんがお願いします。



午後までには戻ってきます。」



上野くんはいくつか担当を掛け持ちしていて、とても忙しそうだ。

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