君の隣で


「了解。



上野くん、頑張ってね。」



私は、上野くんに声をかける。



「頼み事しておいてそう言うのもなんですが、遥先輩もあまり無理しないで下さいね。」



上野くんは笑いながらそう言い、フロアから出ていった。





──────────




フラフラする。



目の前がぐるぐる回っているみたいだ。



ぼーっとする頭でなんとか、仕事をこなしていく。

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