君の隣で


すると、市本さんは困ったように笑った。



「…とりあえず顔洗ってきなよ。



あ、お風呂使ってもいいよ。」



「…はい。ありがとうございます…。」



私がお風呂から上がると、そこにはスーツを着た市本さんがいた。



「もう出られそう?」



昨日の服を着て、なんとか外に出られる格好になった。



「じゃ、行こうか。」



そして、市本さんの車で会社まで送ってもらった。

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