こたつとお鍋とわたしたち
「しあわせだなー」


無意識にそう言っていた。本当にそう感じたからだ。


「俺もだよ。こうして二人で住む家で、こたつに入りながらお鍋食べてるんだよ。こんなしあわせでいいのかな。とか思う」


私は啓太を見て笑ってしまった。
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