こたつとお鍋とわたしたち
「だから。これからもずっと一緒にいてください」


笑顔だったかと思えば今度は真剣な顔だった。


「それってプロポーズ?」


「いや、お金まだそんなに無いし、プロポーズはちゃんとするから。待ってて」


啓太は私の手を両手で包むように握った。
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