再会は、健康診断で。
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十八年越しの初恋が実った。もう、なんていう天にも昇る気持ちだ。
お互いにとっての初体験を無事に終えて、俺はベッドでかえを抱きしめながら服の上から下腹部を撫でている。
結城さんからの教えを忠実に守ってかえを抱いたけど、別にこれはこうしろって言われたわけではない。
かえが違和感があるっていうからそうしてるんだけだ。
こういうことはどうしたって女の子の身体に負担がかかるから、なるべく優しくしてやりたい。
だから終わった後はお姫様抱っこで風呂場に連れて行って、身体も洗って服も着させた。
かえはめちゃくちゃ恥ずかしがっててやだって言っていたけど、恥ずかしがっているだけで本気で嫌がってはなかったから俺のやりたいようにやらせてもらった。
恥ずかしがってるかえも俺にとってはめちゃくちゃかわいいから、もうそんなことも楽しくて仕方なかった。
「かえ、平気?」
「うん、大丈夫。なんか、やっと航がモテてた理由が分かった」
そんなことを言われて、俺に背を向けてるかえの顔を覗きこんでも恥ずかしいらしいかえは、決して俺の顔を見てくれない。