再会は、健康診断で。
……まあ、いいか。たまにはこうやってかえに甘えるのも悪くない。誓って、Mではないけど。
これから一生、かえとこうやって生きていけるんだ。それって本当にすごく幸せなことだ。
「かえ、幸せになろうな」
そう言った俺に、かえがふわっと微笑む。その笑顔に、胸の鼓動が早くやった。その顔は今まで見たどんな笑顔より綺麗で、かわいくて身体の奥からゾクゾクと震えがくる。
あ、だめだ。もう本気で無理、“待て”できない。
「きゃっ!え、航?」
いきなりかえのことを抱え上げた俺に、かえは驚いて目を丸くしている。
そのままベッドに押し倒して、もう半分脱げかかっているかえの服を本格的に脱がしにかかる。
「風呂とかいいや。かえ……愛してるよ。絶対幸せにするから、今すぐかえを俺にちょうだい」
一応お伺いをたてながらもやめる気がない俺は、かえの魅惑的な柔らかい身体に手を伸ばす。