夏の夜の光
貴斗は私を乗せて立ち上がった。


『大丈夫?』

私は心配になった。

『ははっ!軽い軽い!』

貴斗はまた笑った。

『なぁ?ちょっと散歩しやへんか?』

『えっ?いいよ。案内したげるわ!』
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