夏の夜の光
『みか?…ぉ~いどしたんや?体調悪いんかぼんやりして。』

『えっ!?いゃ…何にもない』

『そうかぁ?ならええけど』

私はそれから貴斗が話してくれる事が耳に入ってこなかった。

もといた場所に戻ると貴斗が

『みか?やっぱり変やぞ!俺変なこと言った?』

私はおろしてもらい少し離れて

『貴斗がいなくなったらまた居場所なくなるなぁ…』
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