夏の夜の光
今日貴斗と話したことを思い出していた。

『またひとりぼっち…』

そんなことを言っていると、なんか涙がでてきた。


上を見ればまた数匹のホタルと曇った空だった。


『私なんで泣いてるんやろ…』

私はボソッと言ってまた歩き始めた。
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