夏の夜の光
『はぁ?なんでって…約束したから当たり前やぞ!』


『あんな軽い口約束でこの雨のなか普通来る?』

『お前も来たやん』

貴斗はにっこり笑った
『遅くなってゴメン…』

私は泣きながら言った。

『いいよ!』

貴斗はそう言ってそっと頭をなでてくれた。
< 28 / 114 >

この作品をシェア

pagetop